至心十念　初夏の候、檀信徒各位におかれましては、ご健祥にてお過ごしの事とお慶び申し上げます。

　さて、ご承知のように、今迄新型コロナウイルス感染防止の為、各お堂を閉扉しておりました。

この度、国の緊急事態宣言が一応解除され、徐々に経済活動が開始され、新たな日常生活が送られようとしております。

寺も、6月1日より、龍護殿（本堂）・三仏堂の各お堂を開扉いたします。ただし閉門は午後4時30分とさせて頂きたく存じますので、檀信徒の皆様にはご墓参等に何卒ご協力とご理解を賜りますようお願いを申し上げます。

再び感染者が増加傾向になった場合には、再度各お堂を閉扉し、閉門は午後4時とさせて頂くことを予めご了承願います。

有効な治療薬・ワクチンが存在しない現状ですし、これ等が一般に普及されるまでには、まだ相当の時間を要しますので、感染予防に十分注意をして生活を送らなければなりません。

寺といたしましては、まだまだ相当の期間これ等の各法要を含めました年中行事は、寺の僧侶のみでのお勤めになろうかと思料いたしております。

末筆ながら何卒、各位におかれましては、ご尊体にくれぐれもお気を付け頂き、新しい日常をお過ごし下さいますよう心からご祈念申し上げております。

引き続きご来山の皆さまにおかれましては、手洗いや咳エチケット等の感染予防対策のご協力をお願い申し上げます。

合掌