九品山 唯在念佛院 浄真寺(淨眞寺)

開山 珂碩上人

開山 珂碩上人

元和四年(1618)~元禄七年(1694)十月七日遷化法名
「大蓮社 超譽 珂碩 松露 大和尚」
(だいれんじゃ ちょうよ かせき しょうろ だいかしょう)

珂碩上人は、元和四年(1618)江戸に生まれ、18歳で浄土宗関東十八檀林の一つである大巌寺(千葉市)の珂山上人に師事し弟子となります。

そこで梵網経の一節を読み、衆生救済の為に九品阿弥陀佛像の造立を発願いたします。日に三文ずつを貯えて佛像造立の準備をし、寛文四年(1664)丈六の佛像一躰を造立。
その後、弟子である珂憶上人ご協力のもと同七年(1667)九躰の阿弥陀佛像と一躰の釈迦牟尼佛像を造立いたしました。
延宝六年(1678)奥沢の地を賜り、九品仏淨眞寺を創建いたしました。

珂碩上人の和歌に、
「野をも過ぎ 山路を越えて奥沢の 九品浄土へ 詣る喜しさ」
とございます。
淨眞寺へ参詣されることによって、九品の阿弥陀さまのお慈悲にふれ、極楽往生を願い、今を生きる幸せを感じていただきたいと思う上人のお心が歌われております。

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