当山にはひろく「おめんかぶり」の名で親しまれる行事があります。
これは江戸の時代より※四年ごとに奉修される「阿弥陀如来二十五菩薩来迎会」のことで、都指定 無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されております。
※元来は三年毎でしたが、令和六年奉修後《四年毎》に変わりました※
念仏行者の臨終に、阿弥陀如来が二十五の菩薩をしたがえて西方極楽浄土よりご来迎になるという、浄土の教えを具現化した行事で、当日は三仏堂(上品堂)から龍護殿(本堂)へ懸橋がかかり、その橋を信者の方々が菩薩のお面をかぶって行道する尊くもまた厳粛な儀式であります。
(旧来は8月16日奉修しておりましたが、平成29年より5月5日奉修となりました。)
≪次回 令和十年五月五日 予定≫