正式名称は「 九品山 唯在念佛院 淨眞寺(浄真寺) 」 九躰(九品)の阿弥陀佛をご安置している事から「九品仏」として知られております。
延宝六年(1678)徳川幕府より奥沢城跡地を賜り創建。数多くの災害や戦火を逃れ、創建当時を現在も残しております。
衆生救済の為、江戸時代の高僧である珂碩上人は、九躰の阿弥陀佛像と一躰の釈迦牟尼佛像を造立し、淨眞寺を創建しました。
生前の行いにより九段階の来迎往生を説いた「観無量寿経」に基づき、九種の印相を結び三仏堂に奉安されています。
珂碩上人済渡の二龍伝説に由来し、龍護殿内陣の二柱に供養された二龍は、当山の守護龍神としてお祀りされております。
当山創建以前にあった奥沢城の時代、城主の娘常盤姫の悲話に基づく物語です。